モンゴロイド物語,  長編シリーズ

モンゴロイド物語13

緊急病棟で、ついに先生と対面した時はその先生の優しい雰囲気と、信頼できそうな眼差しにホッとしました。その前に見てもらった看護師さんに、全力で説明して、疲れていたが、この先生に初めから説明するのは苦ではなかった。モンゴリアンの分厚いまぶたの腫れにも疑いを持たず、”君が腫れているというなら、腫れているんだ”という感じだった。

心拍数の検査とと肺のX -レイを撮った後の待ち時間が永遠のように感じたが、あらゆる可能性を見てくれているのだという安心感があった。検査の結果、病名がはっきりせず更に大きい病院に紹介してもらうとなった時、これはいよいよおかしいぞと感じた。病名がこんなにわからないなんて、ややこしい病気にかかってしまったのか??とにかく月曜日を心待ちにするエコであった。

お話はまだまだ続きます。このシリーズを初めから読む場合はこちらからどうぞ!

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