バセドウ病 
モンゴロイド物語,  長編シリーズ

モンゴロイド物語24

バセドウ病眼症はバセドウ病の治療とは別に目医者さんに行って治療してもらうようです。場合によってバセドウ病が落ち着くと同時に目の症状も治る人もいれば、バセドウ病の症状が活発な間、症状が全くなかったのにもかかわらず、バセドウ病が落ち着いてからバセドウ病眼症が発生するケースもあるみたいです。私の場合は、最初から目にも症状が出ていたのですが、イギリスではバセドウ病の数値が安定してから、目医者さんに見てもらえるらしいのですが、日々変わる目に慣れてきたとは言え、専門家に見てもらいたいので紹介状を出してもらうようにドクターMに依頼をして、予約待ちの状態です。

イギリスの無料医療システム、NHSは病気になった人が皆平等に無料で診てもらえるのは素晴らしいのですが、患者さんの数が多すぎで、専門家に診てもらうのにかなり時間がかかったり、詳しい検査も数ヶ月待ちになる事もあります。また無料である故なのか、人々の健康に関する意識も低い場合が多い。それなら日本のように一部国が負担して、残りは患者さんが支払うシステムにした方が、この国の健康意識も高まり、また患者さんの数やお医者さん、看護師さんの負担も減るのではないか、と思ってしまう。

話はギョロ目に戻りますが、最初にギョロ目を見た時はビックリしたと同時に泣きそうになった。でも日によって変わるのため、前日に食べたものやストレスにも比例しているようで、何をしたら体や目にいいのかも少しずつわかってきた。また自然療法士さんからセレニウムというサプリが目の症状を和らげるのに有効とアドバイスをもらい、毎日摂取している。後、怖い映画のシーンで自分の驚いた顔の方が怖かった時は笑ってしまいました。爆笑

さて、次回最終回になります。ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

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