モンゴロイド物語,  長編シリーズ

モンゴロイド物語12

緊急病棟では受付で待っている人数も少なく、ホッとしているとすぐ名前を呼ばれ、診察室で優しそうな顔の先生を見た時、ここで出さんかったらどこで出すの?!って言う勢いで症状、摂取しているサプリ、症状を撮った写真、思いの丈を全て出し切った。

一仕事終えて、出し切ったぞと言う達成感と疲労の中、『血液検査の後、先生に見てもらいます。』あれはキツかった。その時も体が怠く、目の腫れ、足の腫れ、湿疹があり、その言葉を聞いた後、更なる疲労と共に熱っぽさも感じてきた。そういえば、前の病棟でも、目の緊急病院に行った時も看護師さんはみんな似たような色のユニフォームを着ていたのを思い出した。緊急病院へ行く機会なんて、今までほとんどなかったし、コロナの状況で病院の体制も少し変わっているのかも知れない。血液検査の後、受付で再度待っている時は、消耗した体力、気力の回復に集中する事にした。

病気の原因究明の旅、まだまだ続きます。

モンゴロイド物語を始めから読む場合はこちらから!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。